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日本では「新米」「新茶」「新そば」「新酒」が美味しいといわれています。『古米・古古米等が美味しい』といわれることはありません。新しいもの好き、と言うわけではなく、新米等には香り・味がたくさん含まれていて美味いということを我々は知っているからです。

紅茶・ワインなどの発酵したものに関しては熟成をしたほうが美味しいということもありますが、コーヒーは発酵食品ではないため鮮度が重要です。新豆(ニュークロップ)の中に含まれた香り・味は水分の減少に伴いぬけてしまます。
1年落ちの豆(パーストクロップ)、それ以上の豆(オールドクロップ)は特別な場合を除き、私は決してよいとは思いません。

当店はニュークロップにこだわったコーヒーを取り揃えてまいりたいと思います。
また、「寒かったのでレタスが高い」「台風がきたのでお米が高い」等の話を聞いたことがあると思います。コーヒーも生鮮食品であり同様のことがおこりうる商品です。当店では良質の香り・味を追求して参りたいと考えておりますので状況により品揃えを変更する場合がございますことをお許しください。

しかし、ブレンドに関しましてはできる限りブレをおこさぬようメインとなる産地の豆と同等の(近い)香り・味を持つ数種の豆から作りますので1種類の豆が不作でも味が変わらぬよういたします。これはニュークロップを扱う店の宿命であり、お客様に失礼のないよう努力いたしますのでご安心ください。

ただこのように配合を行っている店舗はとても少なく時期・年により味が変化しているブレンドを販売している店が多いのも事実であることを喫茶店店主・レストランオーナーなどコーヒーを扱われる方々にも知っていただきそのご対応をされることを願います。

当店では農産物であるコーヒーをより理解していただく為に
「ブラジルサントス」「コロンビア」「モカ」などの国や出港される港の表示から
・国名
・地域
・農園(協同の場合は村などの集合体)
を表記いたします。
わかりやすく例えると、゛日本・新潟・魚沼・Aさんの田んぼのコシヒカリ″となります。現在のマーケットでは、「ブラジルサントス(ブラジルのサントスという港から出港されたという意味)」良い場合でも等級のついた 「コロンビアスプレモ」のような表示しかされておりません。別途詳細は等級の項目でご紹介いたしますが、゛スプレモ″とはスクリーンサイズ17以上が80%以上であるという意味でガテマラの゛SHB″は1600M以上の高地産と言うだけです。

そのため、゛スプレモ″などの等級表示にはどのような品種(ex.バリエダコロンビア・カツーラetc.)が多く入っていてもスクリーン17以上であれば゛スプレモ″となってしまい、決して味が良いからスプレモというわけではないことを知っていただきたいと思います。当店では知りうる限りの情報を表示させていただき皆様に安心していただけるとともに本来の味(コロンビアの味・ガテマラの味)を理解して頂いてお好みのコーヒーを選んでいただけるようご提案してまいります。

「でも、こんなに小さいお店でそれができるならなぜ大手のコーヒー屋さんができないの?」という疑問をもたれる方もいらっしゃると思います。当店のコーヒーは皆スペシャリティーコーヒーであり生産メが限られている為大量に豆を必要とする大手の会社では安定供給できません。また、ディスカウントが主流の市場であり当店の扱う豆を利用することが出来ない状況です(通常市価の2〜4倍もするため)。

「高い生豆は誰も買ってくれない。」と大手生豆商社の方が私にこぼすくらい日本の市場に出回っているコーヒーは安価なものとなってしまっております。そのような大手がコーヒーの味を作ってしまっている現状です。自家焙煎を行っているビーンズショップでも同様で世は商業主義となってしまっております。
当HPの内容を質問して答えられるようなお店であれば安心できるお店であろうと思われます。当HPはあくまで基本的情報であり実際コーヒー豆に従事されている方々であればこれ以上のことを知らなければお客様に対して失礼であると私は考えます。

すべての自家焙煎店が手を抜いているということではなく一生懸命勉強されていてすごいこだわりをもたれている方々もたくさんいらっしゃいます。私はそのような方々と協力し今後の日本におけるコーヒー市場を変えていきたいという(大きすぎ?)気持で日々頑張ってまいりたいと思います。
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